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全国で600億円超 燃油費補助申請額


系統燃油の貯蔵タンク。雪の季節まで事業開始が遅れれば、浜への影響は一層拡大する

 燃油費上昇分の9割を国が補てんする「省燃油操業実証事業」の事業費申請額が全国で合計600億円を超えた。現状の政府予算80億円では到底足りず、早急に補正予算を組むことが求められるが先行きは不透明。今月30日に締め切りが迫る3次募集には、道内からさらに100億円以上が申請される見通しで、10月1日の事業開始を切望する浜は焦りの色を濃くしている。

 全国から申請された事業費は、8月締め切り分が200数十億円、今月10日締め切り分が400億~500億円に上る。このうち道内からは30トン未満船33億円、エビかご・サンマ大型船4億円、中型イカ釣11億円、沖底3億6500万円の計51億6500万円を申請、すべて認定された。

 道漁連の本間靖敏参事補兼漁政部長は「9月スタート予定だった1次募集分は凍結されたまま。2次募集分を合わせ10月1日にスタートしてもらわないと困る」と訴える。

 問題は予算だ。現状の80億円は、本来は所得補てん制度の財源となる政府積立分50億円から20億円を、さらに省エネのための102億円基金のうち輪番休漁支援費から20億円を沿岸分の40億円としてスライド。沖合分は「もうかる漁業創設事業」の予算100億円から40億円をスライドして捻出した。

※記事の詳細は週刊水産新聞紙面をご覧ください。

(2008年09月22日付)

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