サンマ前年比20%減産

前半は減産浜高で推移したサンマ(4日、釧路港)
盛漁期のサンマは4日現在、水揚数量が昨年同期を20%下回る約2万9千㌧にとどまった。全さんま所属船の輪番操業と漁獲制限が要因とみられるが、漁場が道東沖とロシア水域との間で激しく移動、シケが重なったことも影響した。
減産により浜値は上昇、同55%高のキロ平均235円で金額は24%増の67億9千万円となり、漁業者は「燃油高騰分をぎりぎり吸収」と一息だが、加工筋は完全な逆ざやに悲鳴を上げている。漁期前の増産予想に基づく「内販・輸出の拡大」計画は大きく狂い、消流停滞など反動を懸念する声もある。
(2008年09月08日付)




