島牧・野坂水産の「生風味粒うに」、新鮮素材を一粒ずつ瓶詰め

後志管内島牧村の野坂水産(野坂美笠代表)は、ウニ、アカエビ、ホッケなど沿岸で獲れる魚介類を加工、直販。新鮮な素材を生かし、すべて無添加で仕上げる。代表する逸品は、キタムラサキウニを塩水に漬け、1粒ごとに瓶に詰めた「生風味粒うに」。
夫の寿全さんがウニ、アワビなどの浅海漁業に従事し、獲れた水産物に付加価値を付けようと、加工を始めたのは10数年前。平成5年の北海道南西沖地震後、アカエビの水揚げが減少し、漁家経営の安定のため、漁協女性部の会合でウニ加工業者から聞いた話をヒントに製品化を思い立った。
以前はむき身出荷で、瓶詰めに加工したことで収入は3倍に。特産品の商談会で、家庭用の寿司ネタにも使用できると評価を受けたこともあり、70グラム入りで3千本を毎年完売している。
宣伝は夏に札幌の大通公園で開かれる「ふるさと市場」に出店する程度。来場者の口コミなどで顧客が広がり、全国から注文が寄せられる。また、要望を受け、アカエビの甘漬け、ホッケの飯寿しや開き、秋サケのイクラ、コウナゴの釜あげや佃煮など手掛ける加工品も増えていった。
野坂代表は「お客さんの注文がある限り、自分の出来る範囲で続けていきたい」と野坂代表。
問い合わせ先
野坂水産 島牧村字原歌町130―1
電話・FAX0136・74・5025
(2005年12月19日付)




