三陸の津波被害深刻 チリ大地震

津波に流されたカキ養殖いかだが、隣接する施設に乗り上げた(岩手県・大船渡湾、大船渡市漁協提供)
チリ地震により発生した津波が三陸の養殖生産に深刻な影響を与えている。
施設の破損や流失、養殖物の落下、二重、三重に乗り上げたいかだ、垂下連ごと絡まりダンゴ状態になった延縄。収穫直前のホタテやワカメ、盛漁期のノリ、養殖期間の長いカキなどは来シーズン以降の水揚げまで、津波に荒らされた。生産者は復旧作業を急ぐが、難航したり、手つかずの現場も多い。浜によっては再生産や経営への不安も大きく、国などによる支援が求められていきそうだ。
(2010年03月08日付)




