青マスのジャーキー開発、販売へ 冷鮮工房うす田

新製品の「鱒ジャーキー」(前列中央)など化粧箱を統一し、自社製品を売り込み
登別市の水産加工、冷鮮工房うす田(臼田孝二代表)は、地元・登別で水揚げされる青マスを使ったジャーキーを製品化、近く販売を開始する。昨年春に発売した秋サケのジャーキーで開発した製法を応用。胆振・噴火湾産のホタテ、ソウハチの燻製珍味と合わせて化粧箱を統一、登別の地域産品シリーズとして、地元の温泉ホテル売店などで販売展開していく。
ジャーキーは同社が秋サケを使った新たな商材として考案。登別商工会議所が特産品の開発を目指した事業でプロデュースし、誕生した製品。
道立食品加工研究センターから乾燥方法、殺菌処理などの技術指導も受け、冷風、温風乾燥による加熱殺菌後、低温庫で熟成させて適度にやわらかい食感に仕上げる製法を開発した。
しょうゆベースの調味液に漬け、コショウや山椒を加えて、スパイシーな味付け。化学調味料は一切使用していない。スライスタイプで、ハラスと背肉の2種類。
春に獲れる青マスを使って製品化したジャーキーも同様の製法、味付けに加えて、最後の仕上げに、リンゴ、クルミ、サクラ、ナラの4種類のチップをブレンドした燻材で燻煙処理する。
臼田代表は「秋サケと青マスは身質や脂の乗りが異なり、いろいろ試作研究した結果、燻煙をかけることで、香りも良く、味がよりおいしく仕上がった」と説明。皮付きで食べやすく身を起こした形態で「サケよりもやわらかい食感で、口の中でほぐれやすい」と話す。
化粧箱は秋サケのジャーキーで制作した、登別漁港、地獄谷、マリンパークなど地元の名所をメルヘン調に描いたデザインを踏襲。商品名は「のぼりべつ鱒ジャーキー」。70~100グラム入りで末端売価1300円を想定している。
また、小サイズのソウハチを3枚におろし、燻製加工した「宗八燻」(4~5尾分、40グラム入り)、ホタテの燻製「ホタテ燻」(20玉以上、200グラム入り)も従来の真空パック販売から、同じデザインの化粧箱入りをつくり、統一感を出した。
臼田代表は「シリーズ化することで、相乗効果が出てくれれば。今後も地場で揚がる素材で製品開発に取り組んで、アイテムを増やしていきたい」と話している。
冷鮮工房うす田 登別市栄町3丁目22―19
電話0143・87・0480、FAX0143・87・0481
(2008年12月15日付)




