枝幸・三興水産、カスベのアゴを唐揚げ製品に

枝幸町の(有)三興水産(岡初子社長)は、カスベの唐揚げを製品化した。未利用部位のアゴの部分を有効活用。調味、衣付けし、冷凍のまま揚げるだけ。今春には町優良特産品に推奨された。
同社は、スーパー、市場にカスベの生送りを手掛けている。出荷はハネ部分が中心で、従来アゴ部分は廃棄していたが、有効活用を思い立ち、一昨年に生で販売。好評を得たため、家庭で作っていた唐揚げに商品化した。
町優良特産品の推奨は地域の特性を生かし、未利用資源を有効利用したことが評価された。
一口サイズにカットし、しょうゆ、ニンニクをベースに下味を付け、でんぷんをまぶして冷凍。300グラムのトレイパックで販売。1パックに3~4尾分のアゴを使用する。
骨がなく鶏肉のような食感。昨年から製造を始め、町物産協会直売所や地元スーパーなどで販売。10月には旭川市内の百貨店の催事に出展し、現場で揚げてバラ売りしたところ、6日間で約70キロを売り上げた。
岡社長は「カスベは煮付け、酢和えが一般的だが、地元では唐揚げでも食べている。地元以外にも広く新たな食べ方を提案できれば」と話し「今後は弁当の具材、学校給食などでも利用できるよう、冷めてもカラッとしている衣を探し、改良したい」と考えている。
問い合わせ先
(有)三興水産 枝幸町幸町892―1
電話0163・62・1201、FAX0163・62・3122
(2005年11月07日付)




