枝幸・北海風おがわ、カジカを通年商材に、唐揚げとキムチ漬け製品化

枝幸町の(有)北海風おがわ(小川臣章社長)は、枝幸産のトゲカジカを使った唐揚げを製品化した。
鍋商材が中心で秋冬期の限定的な流通となっているカジカに着眼、通年商材化を目指している。来月にはキムチ漬けも発売する予定。
枝幸の前浜で獲れる魚介類にこだわり、丁寧(ていねい)に加工することで知られる同社はこれまでも鮮魚流通に乗らないマフグを唐揚げやてっちりの製品で世に送り出すなど「雑魚」に光を当てた製品づくりに取り組んでいる。
今回のカジカも秋冬期には鮮魚流通しているが「加工品では鍋物セットなど限定的で、水揚げが増えるとだぶつき、極端に値段が下がる」と小川社長。「何とか年間を通じて消費してもらい、少しでも浜値を下支えできれば」と考えた。
唐揚げは弁当のおかずなどにも利用しやすい1口半サイズ。しょうゆ風味の味付けで冷凍のまま170度で5分程揚げるだけ。真空パック200グラム(12個前後入り)。840円(税込)。
製造は手作業で皮を取り、3枚卸しにして、ピンセットで小骨を除去。「加工して改めて身が締まっていることを感じた。食感が唐揚げに合っている」と小川社長。
また、キムチ漬けは韓国産の唐辛子を使い、中華料理関係者の指導でつくり上げた調味液に漬け込むんだ塩辛風。保存料は使用していないため、マイナス18度の冷凍流通で開発中。
通信販売のほか、札幌後楽園ホテルの直売店、どさんこプラザ、首都圏の百貨店の催事などで発信していく。
また、キムチ漬けではカジカを皮切りに、今後、地元で獲れる魚介類と山菜を組み合わせた製品をシリーズ化していく計画だ。
問い合わせ先
(有)北海風おがわ 枝幸町岬町408―11
電話0163・62・1253、FAX0163・62・4530
(2004年11月01日付)




