秋サケ不漁濃厚 北海道
北海道の秋サケは、10月を迎えても依然水揚げが伸び悩み、平成10~12年の低来遊時代を想起させる低調なペースが続いている。例年は漁期中の7割以上が漁獲される10月前旬までヤマ場がなく、原魚不足に陥っていた産地の加工筋は、イクラ製品の原料確保の眼界点に入り、大手を中心にリスク覚悟の買いに動き、メスの浜値が根室海峡で900円台まで高騰する異常事態に。産地主導の高値形成が確定的となり、今後の水揚げとともに、消流の行方は不透明感が増している。
今季の秋サケは、4952万尾の前年実績比5%減となる4705万尾の推定沿岸漁獲量(特採、混獲、延縄含む)で開幕。重量で15万トン台の水揚げが期待される中、終始一貫して、前年比2~3割減の漁獲ペースで推移。9月は平成12年以来の5万トン割れとなった。
(2008年10月13日付)




