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ニッコーのヘッダーガッター連続処理システム

 水産加工機械メーカーの(株)ニッコー(釧路市、佐藤厚社長)は、オートヘッダーとガッターマシンを連結、一体化させた「ヘッダーガッター連続処理システム」(特許出願中)を開発し、販売を開始した=写真下。ヘッドカットから内臓除去まで連続で自動処理でき、ラウンドのサケを投入する1人の配置で作業が可能。秋サケをはじめ鮭鱒加工の省力化、稼働益向上を実現する画期的なシステムだ。

 オートヘッダーは赤外線ビームに合わせてサケを供給トレイに載せるだけ。魚体の大小に関係なく、同じ位置で歩留まり良く連続でカット。切り口には肉のつぶれも起きない。ヒズ(氷頭)のカット機能付きもある。

 また、ガッターマシーンはオスメス兼用。自動で開腹、身肉を守る薄皮を残し、内臓、魚卵、白子をきれいに取り出す=写真上。除去は水をかけずに行うため、魚卵にほとんどダメージを与えない。シャワーリングとブラッシングでメフンを除去する機能も付いている。

 今回、開発したシステムは、これら装置を一体化。オートヘッダーでヘッドカットされた魚体はガッターマシーンとの連結部へ流れ、自動搬送機能付きのガッターマシーンが魚体の腹を下にベルトで固定搬送、内臓除去などの処理を行う。

 従来はオートヘッダーとガッターマシーンにそれぞれ投入者が必要で最低2人の配置。同システムでは、連結部に自動搬送機能を付けたことで、ヘッドカット後のガッターマシンへの投入を無人化。オートヘッダー投入の1人で内臓除去までの作業が可能。

 処理能力は作業員の投入量によって異なるが、システムとしては1分当たり平均25~30尾で、鮭鱒の一次処理の省力化に大きく貢献。7月の販売開始から既に秋サケ加工で納入実績があり、問い合わせも多数寄せられている。

問い合わせ先

(株)ニッコー 釧路市鶴野110―1
電話0154・52・7101、FAX0154・53・0878

※記事の詳細は週刊水産新聞紙面をご覧ください。

(2007年09月10日付)

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