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果実非破壊品質研究所のポータブル脂質計測器


透過光で瞬時に脂質量が測定できる「FQA―NIRGUN」

 (株)果実非破壊品質研究所(静岡県湖西市、美馬哲義社長)が開発したポータブル脂質計測器「FQA―NIRGUN」。透過光で魚体を損傷することなく瞬時に脂質量を測定、水産物のブランド化促進事業などで導入されている。

 同社は、リンゴ、柑橘類など果実の糖度計を製造する測定機器メーカー。近赤外線分光分析法を魚の脂肪計測に応用し、昨年から本格的に販売を始めた。

 測定モードを切り替えることで、生鮮、冷凍のいずれも測定可能。銃型の計測器を魚体に当て、スイッチを押してから約1・5秒で計測結果が表示される。

 従来の化学的な分析方法では、測定に10時間以上もかかり、サンプルとして使った魚は商品にならなかったが、こうした課題を克服した。

 計測器は重量750グラムの軽量。専用の充電器でフルに充電した状態で2千回以上計測できる。

 計測可能な魚種はカツオ、サンマ、サバ、アジの4魚種。現在、マグロ、サケ、ホッケ、ウニなどの検量式を作成している。新たに対応した魚種はホームページでデータを配布し、本体とパソコンをケーブルで接続してソフトを更新する仕組みだ。

 島根県浜田市がブランド化を進めるマアジ「どんちっちあじ」(4~8月、平均脂質10%以上)、土佐鰹水産(株)(高知県)の冷凍カツオなどで品質検査に導入された。

 充電器、ケーブルなど付属品を含む1セットの定価は157万5千円(税込み)。

問い合わせ先

(株)果実非破壊品質研究所 静岡県湖西市横山大久保317―67
電話053・573・2515、FAX053・573・2511
ホームページ http://www.nir-fantec.co.jp/

※記事の詳細は週刊水産新聞紙面をご覧ください。

(2007年03月05日付)

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