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サムソンの熱水噴流式調理殺菌装置、調理と殺菌同時に

 食品機器メーカーの(株)サムソン(本社・香川県観音寺市、松岡雅典社長)が昨年発売した熱水噴流式調理殺菌装置「NEW SGCシリーズ」は、レトルト食品の調理と殺菌を同時にしかも大量処理でき、作業効率を飛躍的にアップ。均一加熱、精密な加熱温度コントロールなど先進の技術・機能を備えて、高品質、安全・安心など昨今の消費者が求める商品の開発・製造に対応、話題を呼んでいる。

 レトルト食品は、簡単調理、個食化などライフスタイルの変化ともマッチし、市場は成長を続けている。また、コンビニや中食、介護食など新たな販路や需要に向け、食材、調理方法、容器形態などさまざまな種類に進化し、調理・殺菌技術も高度化が求められている。

 同社の新製品「NEW SGCシリーズ」は、10項目のソリューションを加えて、こうしたメーカーや市場のニーズに応えた。

 加熱は、上部と側面から熱水シャワーを噴流する新熱水噴流方式を採用し、均一な加熱を極限まで追求。加熱時の品温差は0・2度以内と極わずか。加えて、貯湯式に比べて処理槽内に少量の水を入れて加熱するため、水と蒸気の使用量が少なく省エネを図れる。

 調理性能は、低温(60度)から高温(130度)まで幅広い加熱温度コントロールでさまざまな調理に対応。段階的に温度上昇させる多段加熱(品温調整、調理、殺菌)で食品に優しく熱を伝え、高品質に仕上げる。低温域で保持することでロット間のバラツキも解消できる。

 また、効率的なノズル配置と無駄のないトレー形状など庫内の容積を広げて、業界トップの処理能力を確保。大量処理が可能で生産効率を高める。

 HACCP対応も万全。食品衛生法で殺菌の評価に欠かせないF値モニター機能を標準装備したほか、運転条件や運転結果(時間、槽内温度、圧力、品温、F値)をメモリーカードに記録・保存、パソコンに取り込んで日報作成が正確、簡単にできる。

 このほか、50種類の商品それぞれに運転条件を登録でき、パウチ殺菌用の定圧制御、ビンの殺菌制御、含気容器用の含気制御、蒸煮制御などさまざまな商品に対応した機能を標準装備。特に含気制御は、商品の特性に合わせた最適な圧力を記憶する固有値制御で、容器の変形を防止できる。

 標準型、節水型の2タイプで、計17機種をラインアップ。工場ラインの自動化に対応した自動扉、槽内駆動ローラ、パウチ内の食品を攪拌し、短時間で均一に加熱・冷却できる回転式/スイング式などオプション機能も豊富に揃えている。

問い合わせ先

(株)サムソン本社 香川県観音寺市八幡町3丁目4―15
電話0875・25・4581、FAX0875・25・5571
札幌営業所 札幌市豊平区平岸1条1丁目4―12
電話011・841・5121、FAX011・841・5141
仙台支店 仙台市宮城野区扇町7―1―18
電話022・254・1011、FAX022・254・1037

※記事の詳細は週刊水産新聞紙面をご覧ください。

(2007年02月05日付)

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