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シブヤマシナリーの超高圧加圧処理装置

 ボトリングシステム大手、澁谷工業(株)(金沢市)グループのシブヤマシナリー(株)(同市、渡辺英勝社長)はこのほど、魚介類などを超高圧加圧処理してエキス化する装置「まるごとエキス」=写真=を発売した。素材のうま味・風味・成分をそのままに、低塩の魚醤や各種食品のエキスを短時間で作れるほか、健康食品や医薬品、化粧品など幅広い分野の原材料に応用することも可能にした画期的な装置だ。

 装置は、広島県立食品工業技術センターの技術をもとに(株)東洋高圧(広島市)が開発。タンパク質を主成分とする素材を40~60度の温度域で500~1千気圧の超高圧をかけることにより、短時間で液体化する。

 魚醤など調味料の製造過程では、腐敗防止のため多量の食塩添加が必要だが、「まるごとエキス」では微生物の増殖を抑えながら、圧力に強い酵素の力で素材をまるごと液体化するので、食塩をいっさい使わず腐敗を防止できる。

 また、酵素が活発に活動できる環境を保ちながら処理するため、これまで半年~2年かけて製造していた魚醤をわずか1日で作ることができる。

「まるごとエキス」は、昨年6月に発売した過熱水蒸気式焼成機に続く食品調理加工分野向けの装置。価格は800万円。初年度5~10台の販売を見込んでいる。

 容量7リットルの小型サイズ。同社は、大容量装置のニーズが高まれば大型の販売も予定している。

問い合わせ先

シブヤマシナリー(株)SSOプロジェクト 金沢市北安江4―13―5
電話076・233・8111FAX076・233・8114
ホームページ http://www.shibuya-smc.co.jp/

※記事の詳細は週刊水産新聞紙面をご覧ください。

(2006年09月25日付)

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