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奥井電機・パワーフリーザー

 超高速冷凍。ノンドリップでうまさ封じ込め―プラント機器メーカー、奥井電機(株)(本社・神戸市、奥井秀樹社長)が誇る6倍速急速液体凍結機、パワーフリーザー・OLF(オクイ・リキッド・フリーザー)シリーズに、限りなく「活」に近い高性能冷凍を実現させたコンパクトな丸型モデル機が新たに加わった。同社は安全でおいしさも長持ちさせたい水産加工メーカーや料理店などの調理現場で、OLFの急速冷凍を実体験してもらうためのレンタルシステムを来年から実施する。

 奥井電機では、アルコール浸漬による液体急速冷凍方式をさらに進化させた。信頼性と耐久性が求められる重工業プラント、センサーなど計測で培った技術を融合させ数々の高性能を実現した。

 フリーザーは、いかに早く凍らせるか、が凍結ダメージを小さくするポイント。このスピードの差が解凍時の品質の差にあらわれる。つまり氷結晶生成帯をいかに早くクリアして解凍時のドリップを防ぐか、が凍結品質を左右する。0度からマイナス5度になるまでの時間の比較では、液体凍結は20分の1。どの条件でも6分の1の時間で通過させることができる。

 凍結速度は原料の種類・形状により変動するが、サケのフィレー(真空パック)の場合、約20分で芯温度がマイナス20度以下になる。

 基本設計は、シンプルイズベスト。▽直接冷却方式でエネルギーロスを低減▽かくはんは、高効率の方式を開発▽凍結品のアルコール切れを機構的に改善▽安全性は原子力用途の品質レベルで配管・制御――など。

 こんな高品質のアイテムを、さらに技術進化させ小型化したのが丸型急速液体凍結機。円筒型の凍結槽を採用。アルコールの流れが不十分となるロススペースをなくし、安定した流れを得ることにより、凍結スピードが飛躍的に向上した。

 さらに新機構の採用で、アルコールの流れを早めた時に発生する気泡を抑制、凍結効果の高い流れが実現した。

 同社はOLF導入前に「パワーフリーザーの世界」を実感してもらおう、と3カ月間のレンタルシステムを用意、準備を進めている。

問い合わせ先

奥井電機(株) 神戸市兵庫区西出町1-4-3
電話078-651-1331 FAX078-651-1340

※記事の詳細は週刊水産新聞紙面をご覧ください。

(2004年12月06日付)

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