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エクセル社、乳酸菌無菌分泌液(BFX)による鮮度維持

 (株)エクセル(東京、福井正信社長)は、安全無害な乳酸菌の無菌分泌液(BFX)による鮮度維持を提案、北海道・東北での普及を図っている。

 発酵食品の原理を応用したもの。海水氷の鮮サンマ・ウニ・カキ・干しイカ・イクラなどに希釈した無菌分泌液を添加ないし噴霧することで、腸炎ビブリオ菌の殺菌をはじめ、不快臭や変色の抑制、身締まりやうま味の保持などに効果がある。

 BFXは、16種類の乳酸菌・酵母を植物タンパクの培地で共棲培養し、その分泌物と菌細胞の有効物質を抽出・精製したもので、生菌は一切含んでいない。

 発酵食品は、酵母や乳酸菌を発酵させ、腐敗菌の増殖環境を排除することで保存性を高めているもの。菌類は善悪に関係なく、それぞれの分泌物で住環境をつくり増殖しており、どの菌種が活発に住環境をつくるかによって、発酵食品になったり、食品の腐敗につながったりする。

 鮮度劣化そして腐敗は、細胞内のATP(アデノシン3リン酸=エネルギー細胞物質)の減少=鮮度劣化、そして腐敗菌の増殖という過程を経て起きる。そこでATPの減少に対して、無菌分泌液BFXを外部から供給すると、細胞が活性化し、鮮度が維持され、かつ腐敗菌の増殖が抑制される。

 福井社長は「安全・安心が叫ばれる中、化学薬品などによる殺菌や鮮度維持ではなく、安全無害な天然物質による鮮度保持が一番。水産分野で貢献していきたい」と意気込んでいる。

問い合わせ先

(株)エクセル 東京都新宿区大久保1-1-45
電話03-5292-2981、FAX03-5292-2982

※記事の詳細は週刊水産新聞紙面をご覧ください。

(2004年10月11日付)

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