最北の養殖に挑戦 香深漁協青年部がカキ・ホタテ

養殖綱にカキ種苗の原盤を挟み込む青年部員(16日、香深港)
礼文島の香深漁協青年部(山田勝行部長、20人)が国内最北のホタテ・カキ養殖に挑戦している。漁協直営の食堂「海鮮かふか」での提供を目指し、売り上げは青年部の活動資金に充てる。
ホタテは利尻島鬼脇地区の生産者から殻長5センチの稚貝を5月に3千粒購入し、50センチ10段の丸かご30連で育成する。来年6、7月に2年貝で水揚げ、直営食堂のほか地元ホテルや各種イベントで販売する計画。すでに昨年から育成中の1千枚は、今夏出荷の見込みだ。
カキは4月14日、宮城県から種苗を購入。16日には山田部長、鈴木征仁副部長ら部員総出で養成綱への挟み込みと沖出しを行った。カキも30連を垂下する。施設は差閉沖のコンブ養殖で使っていたものを利用する。
作業は礼文地区水産技術普及指導所の阿部規所長、正立彰夫主査、奈良正浩専門普及員が指導。正立主査は「水温の低い海域でカキの産卵・身入りを促進することが課題」と話している。
(2008年04月28日付)




