本紙から
水産業機器資材
水産新聞社からのご案内
■ご購読のお申し込みはこちらから

毛ガニ

小さな町の大きな挑戦 白糠町長ら商機を探る旅―上海市―


事業化へ努力することで合意した石狩水産品有限公司の呉奇社長(左)と棚野孝夫白糠町長

 【中国上海市・神崎洋編集委員】小さな町の大きな挑戦―。隣の大国・中国との交流を町の主要なテーマに掲げる釧路管内白糠町(棚野孝夫町長)の、前浜で漁獲される海産物などを需要が増大する中国に輸出しようという壮大な計画が、一歩踏み出した。棚野町長は水産品などの北海道フェア(道など主催)に合わせて、輸出の可能性を調査するため、11日から5日間、中国最大の商業都市・上海を訪ねた。

 訪中したのは、棚野町長をはじめ、HTB(北海道テレビ放送(株))木村高庸営業局営業推進部長、同入口毅編成戦略局クロスメディア編成・事業部長、じゃるか中国アカデミー(札幌市)李強(リ・チャン)代表、鈴木道康水産新聞社社長。

 李代表は上海市出身で、今回は中国語通訳のほか、訪問先などをアレンジした。

 HTBは2年前、中国第2位の巨大メディアグループSMG(上海文化広播新聞伝媒体集団)と業務協力関係を結び、北海道と中国との取材協力と双方のコンテンツ(番組・放送素材)の交換を通じて、上海に北海道の魅力を紹介することに尽力している。
 
 上海市は建設労働者など流入人口を算出すると2千万を超えるとされ、長江(揚子江)河口の三角洲一体を含めると、1億人を越す巨大商圏となる。

 水産品の消費は増大しており、地域も沿海地区から内陸部に広がっている。とくに富裕層が増え始めてから刺し身など日本の高級食材が売れている。とくにギョーザ事件や粉ミルク騒ぎなど自国の「安全・安心」を揺るがす事件が相次ぎ、日本産への注目がさらに高まっているという。

※記事の詳細は週刊水産新聞紙面をご覧ください。

(2008年10月27日付)

Copyright © Suisan Shinbun All Rights Reserved.
週刊水産新聞に掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。
個人情報の取り扱いに関するお知らせ。