高鮮度加工で新たな柱づくり 地場のホッケ・タラなど
稚内市の生鮮魚介卸、㈱北二池田(中島敬史社長)は今春から、地場で揚がるホッケ、タラ、本マスなどを使って刺し身品質のフィレーの製造販売を始めた。マイナス温度帯を安定的に保つ塩水氷の製氷機を導入(リース)し、高鮮度での加工処理体制を確立。新たな柱づくりを目指している。
導入した製氷機は、㈲Cell12(東京)などが研究開発した人工海氷「シー・アイス」。雪状で魚体を傷めることなく、まんべんなく覆い、細胞が凍結する寸前のマイナス1・5度帯を安定的に持続し、魚介類の自己消化を抑制する。
中島敬子専務が3年前に東京で開かれていた「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」に足を運び、「シー・アイス」のパネル展示を見て、「鮮魚を扱う上で画期的な技術」と直感したのが端緒。
昨年夏に㈲Cell12から、産地と連携した道産水産物の冷凍品ブランド開発プロジェクトへの参加を持ちかけられ、「シー・アイス」の活用に改めて興味をひかれ、導入を決断。製品づくりに乗り出した。
(2008年06月16日付)




