ヤンマー舶用システムの船舶用紫外線殺菌装置

揺れにも耐える構造
ヤンマー舶用システム(株)(兵庫県尼崎市、平野長寿社長)の「船舶用紫外線流水式殺菌装置」が船上で活躍している。紫外線殺菌した海水で、漁獲物を水揚げ直後から鮮度保持。魚介の高鮮度出荷に貢献している。装置は、耐震用のスプリングで固定するなど、船上での振動を考慮した安全な作りだ。
同装置は紫外線によって海水中の細菌を1千分の1まで低減。この殺菌水で漁獲物や甲板などの洗浄や魚槽への給水をすることで、漁獲直後から鮮度を保つことができる。
同社は「海水には多くの細菌が含まれている。そのままの海水と殺菌水とでは鮮度の持ちが違う」と、利点を強調する。
装置は赤外線ランプの回りを石英管で覆った二重管方式。石英管には耐水性などに優れる、テフロン被覆を施している。そのため、万が一、ランプが破損した場合でも破損片が飛散せず、漁獲物への混入を防げる。また、漏水による感電や漏電を防ぐためのセンサーを装備するなど、安全面も徹底している。
同社は「殺菌装置を搭載している船はまだまだ少ない。全ての漁船に取り付けられるので、ぜひ活用して欲しい」と訴える。
問い合わせ先
ヤンマー舶用システム(株)環境海洋推進部 兵庫県尼崎市塚口本町5―3―1
電話06・6428・0425、FAX06・6428・0485
電話011・898・8001、FAX011・898・8088
(2009年03月16日付)




