高発泡・高強度の鮮魚箱 鮮度保持で活躍 北海道カネパール製

高強度で保冷効果の評価が高い発泡魚箱
発泡スチロールの魚箱を製造する北海道カネパール(株)(本社・恵庭市)の新商品「A46NK」が、ニシン漁でにぎわう日本海の浜で活躍している。箱の四隅を厚くして強度を高めているほか、フタや内部に穴を開ける工夫で保冷効果が従来品よりも向上。氷の使用量削減の効果など、使用した漁業者から反響が出ている。
「A46NK」の特徴の1つは、「高発泡高強度」だ。「高発泡」とは、発泡スチロール1粒あたりのふくらみを通常より大きくし、1箱で使用する発泡の数量を削減している点。同社営業一部道央営業所の佐藤尚治所長は「発泡の使用量を少なくすることで、お求めやすい価格に設定できている」と話す。
「高強度」は、箱の内部に工夫を施した点。上部と下部、両方の四隅の厚みが従来品よりも増し、箱がさらに丈夫に。発泡を積み重ねたときに、下の箱が上の重みに耐える力が強くなった。
さらに鮮度保持能力に長けていて、従来品よりも15%以上法令効果が高まっている。
工夫のポイントは、フタと箱の四隅を上から下まで縦一直線に貫通している穴。内側の底にも、その貫通穴につながる水抜き穴があり、氷が溶けて発生した冷たい水が穴を通って箱外部に流れる。
発泡を積み重ねたとき、流れ出した水が活躍する。上の箱の穴から流れた冷却水が、下の箱のフタに開けた穴に流れ込む。貫通穴を通って、さらに下に流れ出す。佐藤所長は「箱の四隅を流れ通る水が、発泡の内部を冷やすのに役立っている」と説明する。
また、密封性を高めるため、フタがずれないように、本体にはめ込まれるようになっている。
箱の強度や保冷効果などが認められ、昨秋から留萌管内や後志管内など日本海側のエビかご漁の漁業者が採用。また、年明けからニシンが豊漁となっている東しゃこたん漁協では、エビに続きニシンの魚箱としても活躍している。浜からは「氷の量を節約できて、経費削減につながる」という評価の声が上がっている。
「A46NK」の購入は、各漁協の購買部で。
北海道カネパール(株) 恵庭市恵南13番地の1
電話0123・34・1231、FAX0123・34・1233
(2009年03月02日付)




