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古野電気の新型魚群探知機、魚体長もグラフ表示

 古野電気(株)は、魚体長を高精度に計測できる魚群探知機「FCV―30」を開発、今月から販売を始めた。漁獲前の対象魚群のサイズ判別が可能となり、成魚のみの漁獲など資源の選択操業ができるほか、漁場管理を目的とした情報収集や海洋資源調査などにも活用できる。

 超音波探知周波数は低周波の38キロヘルツを用いて新開発の特殊送受波器で極細のビーム幅7度で探知(スプリットビーム方式)。海中を遊泳する魚体の反射信号から詳細な魚体長解析が行われ、探知した魚体長データは棒グラフで表示される。

 船体動揺補正機能を備え、モーションセンサーの働きで、自船のピッチングやローリングを感知し、動揺補正を行うことで探知ビームを一定角度に固定、高鮮度な魚体長計測を実現した(世界初機能)。

 また、従来の魚探は自船直下など一定方向を探知する1ビーム方式だが、複数の振動子によるマルチビーム送受信方式の採用で、自船直下から左右前後20度の範囲で最大5方向の海中を同時に探知表示できる。

 このため、魚群の分布や密集状況、位置、その方向などを的確に把握。さらに受信感度の向上で最大5千メートルの深海漁場でも威力を発揮できる。

 表示部は別売のカラーLCDモニター、または市販モニターを使用可能。国内販売価格は500万円(税別)。

問い合わせ先

古野電気(株)国内営業部 兵庫県西宮市芦原町9―52
電話0798・63・1085
http://www.furuno.co.jp/

※記事の詳細は週刊水産新聞紙面をご覧ください。

(2005年10月24日付)

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