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キャタピラー、エンジンの電子燃料制御に技術革新

 1925年創業、39年に舶用エンジンの生産をスタートさせたキャタピラー社は、燃料の高圧噴射、電子制御方式、油圧利用による電子燃料制御HEUIの開発などたゆまぬ技術革新を繰り返してきており、今回の排ガス規制にもこれらの技術を十分に生かした製品を発表した。

 最大の特長は「ACERT(アサ―ト)テクノロジー」と呼ぶ高度な燃焼制御技術で、これは94年に米国のEPA(米国環境保護省)非公道用3次規制以降のディーゼルエンジン排ガス規制を満足させる技術として、巨額の開発費を投入、パテントだけでも230を数え完成させたものだ。

 具体的には燃料供給、電子系統、エアー制御というエンジンにとって大切な機構を全て電子制御することにあり、そのため燃料を完全燃焼させ、排出する黒煙、有害物質を大幅に削減させた。また、始動時にエンジンは敏感に反応、滑らかな加速と航行が保たれ、荒天時や急な旋回、大切な漁労作業時にかかる船体への負荷に対しても機敏に最適な状態を維持。あわせて燃料消費が抑えられ、経済効率も良くなった。

 排ガスについては、極限にまで抑制しているが、70年以上培った技術があり、今回の規制基準のずっと先、4次規制までを見越したものだ。

 同社日本支社の甲斐康則・産業・舶用エンジン営業事業部長は「すべてのエンジン分野で世界を相手に年間50万台の生産台数を誇るスケールメリットによるものと考えています。これからのキャタピラーにご期待下さい」という。

※記事の詳細は週刊水産新聞紙面をご覧ください。

(2005年04月18日付)

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