日東製網の「脱鉛」漁網

漁網製造・販売の日東製網(株)(本社・東京)は、網の芯材にタングステン樹脂を採用した漁網用資材「サブマリン」を開発した。定置網やまき網での利用を想定、5月から販売を開始する。
従来の鉛は長期間の海中使用で溶け出した有害成分が環境に影響を与える恐れが指摘されており、同社は環境負荷物質削減活動として「脱鉛」の取り組みを進めている。
タングステンは強度が高く、金属の中でも溶け難いのが特性。比重は鉛の1.7倍で、海洋汚染の心配がないのに加え、水中での沈降速度の向上、潮流に対して網の形状を一定に保つなど機能性も高まった。
また、タングステンを樹脂化し、網に付着した菌の腐敗によるさびの抑制など耐性を持たせた加工を施した。現在、特許を出願中。
鉛より調達コストは高くなるが、生産効率は向上。鉛を上回る機能性を確保、網のライフサイクルも長くなることなどから採用した。
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日東製網(株)営業本部
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(2005年02月07日付)




