十勝産の鮭節醤油で味付け、大樹産イクラ

大樹漁協と帯広地方卸売市場(株)は、大樹産秋サケのイクラを十勝産秋サケの鮭節しょうゆで漬け込んだ「鮭節醤油いくら」を共同開発、販売を開始した。浜に加工場を構え、前浜の原料を使用、新鮮な状態で加工できる強みを生かし、鮮度にこだわったイクラ製品。
調味料は醤油メーカーの鎌田醤油(株)(香川県坂出市、鎌田郁雄社長)が十勝産のサケを使って製造する「鮭節だし醤油」を使用。道立十勝圏地域食品加工技術センターが河川にそ上し、産卵後のサケを有効活用し、発酵、燻蒸、乾燥処理で丸のまま節にする加工技術を活用、商品化した。
原卵、調味料の原料とも十勝産で「十勝ブランドの商品を」と同市場が提案。今年3月から試作品を作り、漬け込み時間などを検討した。
1時間の漬け込みで通常のしょうゆイクラより薄味に仕上げている。大樹漁協の自営工場はHACCP対応の魚卵室を備え「鮮度管理がしっかりしていて、原卵自体も大粒で申し分ない」と開発に取り組んだ同市場の平井智晃水産部主幹。「近隣のスーパーに試食してもらい、評判も良かった」と話す。
250グラムパック2個入化粧箱で販売。今期の生産量は製品ベースで10トン。同漁協と同市場は銀毛秋サケ「樹煌士」のブランド化でもタイアップ。平井主幹は「今後も十勝ブランドを全国に発信していきたい」と意欲を見せている。
問い合わせ先
帯広地方卸売市場(株)水産部 帯広市西21条北1丁目5―1
電話0155・37・3333、FAX0155・37・2345
(2006年10月16日付)




