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漁具漁法

浦河のタコ空釣縄


漁場へ投入する前の漁具

 日高沿岸では空釣縄によるタコ漁が盛んで、この時期はヤナギダコが多く水揚げされている。浦河漁協のベテラン漁業者でタコ部会長を務める逢山義幸理事に、漁具・漁法を聞いた。

 図下は仕掛けの概要。けた(幹縄)はダンラインまたはPPの18グラムを使用し、浮子に赤色のプラスチック玉とガラス玉を交互に取り付ける。浮子は割れる心配のないプラスチック製の方が扱いやすいが、ガラス玉を使うことで、タコがかかっても適度に浮力を保つことができる。

 ヤメ(枝縄)にはクレモナ8号を使用。長さは2尺4寸、間隔は1尺で、ザル1枚分のけたに125本を結ぶ。針はステンレス製の「角小」。丸い形状の針よりも、角型のほうがタコが外れにくいため、漁獲効率が向上する。

 漁具はザル12枚を1マと数え、5マ=ザル60枚を1はいと数える。図上は、1はいの構造で、水深110~500メートルの海域で、オカ側から沖に向けて縄を張る。ヤナギダコは、3月から5月にかけて産卵期を迎え、浅い大陸棚に移動する。通常は、25~30はいを投縄し、30~40日のサイクルで1日に2~3はいずつ揚げる。

 ザルやけたは何年も繰り返して使えるが、針は1度の漁で半分以上を取り替える。少し曲がっただけでも、タコのかかりが落ちるという。逢山部会長は「空釣縄はヤメが一番の命で、針先の鋭さとヤメの長さに気を配ることが肝心」と、この漁のポイントを話している。

※記事の詳細は週刊水産新聞紙面をご覧ください。

(2005年07月18日付)

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