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衛生管理機器資材

高精度次亜塩素酸水の自動噴霧装置を開発 北広島市・北都


ハッピーフーズ加工場内の殺菌消毒などに威力を発揮する高精度次亜塩素酸水(ハセッパー水)生成装置と自動噴霧装置

 環境衛生機器製造・販売の(株)北都(北広島市、河瀬茂社長)は、高精度次亜塩素酸水(ハセッパー水)生成装置と自動噴霧装置で、食品、環境衛生の管理システムを提案している。高い殺菌力に加え、pH、濃度などの調整が可能で、作業空間や器具、食材などあらゆる除菌・消臭場面に利用できる。水産現場への普及を進めており、5月末には第1号として、斜里町の水産加工メーカー、ハッピーフーズ(株)(中村辰夫社長)に納入した。

 ハセッパー水生成装置は、(株)テクノマックス(埼玉県吉川市)が開発。同社は昨年から道内の総販売代理店を務め、機器の販売のほか、生成水の提供も行っている。

 特殊な攪拌(かくはん)技術で、次亜塩素酸ソーダと低濃度の希塩酸、水を希釈混合し、有効殺菌成分である次亜塩素酸を大量に含んだ水を生成。除菌、消臭効果は次亜塩素酸ソーダの4~8倍で、次亜塩素酸ソーダを希釈する分、薬剤費などランニングコストも削減できる。

 また、pH5・0~7・2、濃度200ppmまで自動制御でき、酸性水、中性水、アルカリ性水が1台で生成可能。用途に合わせて調整、生成した水はさまざまな使い方ができる。

 高い除菌、消臭能力を持ちながら、人体、食材には安全で、次亜塩素酸ソーダなどに比べて手荒れが起きにくく、手洗い頻度の高い水産加工場に最適。有害ガスのトリハロメタンの問題もなく、従業員が作業中でも空間殺菌できる。

 同社では、ハセッパー水をミスト状で自動噴霧する装置「GEKITAIKUN」を開発し、生成機と合わせて普及を進めている。

 装置は、施設内を移動しながら噴霧でき、複数の作業場を除菌・消臭可能。2ノズルから毎秒約36㏄、10ミクロンのミストを噴霧、10リットルタンクで約4時間使用できる。また、ハンドガンも備えて、機器の隙間など狭いところにも噴霧できる。

 ハッピーフーズ(株)は鮭フレーク、焼鮭切り身などの総菜を製造し、道のHACCPに基づく衛生管理導入評価事業(8段階評価)で「段階7」の上位評価を受けるなど衛生管理に万全を期している。

 従来、製造現場の殺菌は塩素系の薬剤を購入、希釈して使用していたが「コストがかかり、効率・効果的な殺菌方法の導入が課題だった」と奥山衛工場長代理。

 同社から「ハセッパーシステム」の紹介を受け、2カ月半ほど試験利用。その結果、コスト削減効果が見込まれ、殺菌効果、時間当たり2400リットルの生成量などもニーズと合致し、5月末から本格的に運用を始めた。

 奥山工場長代理は「次亜塩素酸の濃度、pH値が調整できるので、容器の洗浄、手洗い、足洗いなど幅広く利用できる」と話す。

 (株)北都は今後、自動噴霧装置の製造販売で、水産加工場向けに、噴霧範囲など能力を高めた大型機も開発、提案していく。

問い合わせ先

(株)北都 北広島市大曲末広2丁目1―13、はせ川ビル2階
電話011・370・7722、FAX011・370・7723

※記事の詳細は週刊水産新聞紙面をご覧ください。

(2007年06月25日付)

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