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衛生管理機器資材

氷結晶の成長抑える新機構 ユースフル・フリーザー

 冷凍機メーカーの(株)菱豊フリーズシステムズ(奈良市、二宮一就社長)が開発した凍結装置「ユースフル・フリーザー」は、均等磁束密度の形成と中波電場発信、冷風の3種を併せて、水分子の水素結合を阻害する新機構で、冷凍時の氷結晶の肥大化を抑制。食品の細胞破壊を防ぎ、ドリップを最小限に留める。

 九州や四国での養殖魚の輸出用、生協の協同購入にも採用されている冷凍すし(柿の葉寿司)など西日本を中心に導入実績を積み重ねている。

 庫内に発生させた磁場結束で食品の水分子を一定の方向に配列させて、さらに電波で水分子に一定の揺らぎを持たせて水素結合を阻害。氷結晶の肥大化を防ぎ、冷凍する(実用新案登録)。利用例は、にぎりすしや刺し身、弁当、おせち、ローストビーフ、和菓子、洋菓子など。マグロ(柵切り、232グラム)の実験では、同装置で凍結後、家庭用冷蔵庫で保管、自然解凍した結果、ドリップ量は1グラムと0・43%の流出率。

 二宮社長は「無添加で劣化度を抑えて冷凍保存でき、食の安全・安心にも応えられる。また、旬の延長、出荷の平準化などにも役立てる」と説明。 食品加工機械メーカーのワタナベフーマック(株)(名古屋市、渡辺英二社長)が販売している。

 装置はバッチ式で凍結能力が1時間当り150キロと、同30キロの2タイプ。また、直線ベルト式コンベアタイプもある。

問い合わせ先

ワタナベフーマック(株) 名古屋市中川区露橋2丁目12―26
電話052・361・8511、FAX052・361・8490

(株)菱豊フリーズシステムズ 奈良市芝辻町4丁目6―15、宝来ビル3階302号
電話0742・36・9056、0472・36・9066

※記事の詳細は週刊水産新聞紙面をご覧ください。

(2007年06月11日付)

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