本紙から
水産業機器資材
水産新聞社からのご案内
■ご購読のお申し込みはこちらから

衛生管理機器資材

北海道環境バイオセクターの処理剤「パワーリブランド」

 (有)北海道環境バイオセクター(本社・札幌、三国康二社長)はこのほど、ひやま漁協大成支所敷地内で、同社が開発・販売している水産系廃棄物処理剤「パワーリブランド」を用いた、イカゴロとウニ殻の処理実験を行い、数日間で完全消滅させる成果を見せた。

 2立方メートルのおがくずにイカゴロ270キロ、ウニ殻130キロを投入、それにパワーリブラント菌8キロを加えてかくはん、シートをかぶせるだけの簡易な実験。発酵とともに温度が上昇し2日目に34度、3日目には50度近くに達した。この時点でイカゴロは跡形もなくウニ殻はパサパサ状態に。

 実験に立ち会ったひやま漁協久遠加工冷凍工場の佐藤昌工場長は「イカゴロは皮膜を破るなどの下処理をしなくても翌日消滅し、ウニ殻も形をなしていない。すごいと思った。臭いも投入以降は気にならない」と感想を話している。

 また、桧山海区漁業調整委員を務める奥村喜美男・大成町議は「廃棄物減量化に極めて有効だ。この方法でヒトデとウニ殻を発酵分解したものが肥料として商品化されている。イカゴロは、それに含まれるカドミウムの問題とともに、副産物の商品化の道を探る必要があるだろう」と話す。

 ヒトデを発酵分解して作った肥料は、札幌市内のホームセンターなどで市販され「さらさらに乾燥しており無臭で使いやすい。害虫を寄せつけず作物の生育効果は通常の2、3倍」と評判。

 三国社長は「水産系廃棄物に関しては完ぺきで、畜ふんなどにも対応できる。当社が技術提供する形で産廃処理業者とタイアップし、パワーリブラント菌の普及を図りたい」と話し、現地に出向いてのデモや資料映像の請求に応じている。

問い合わせ先

(有)北海道環境バイオセクター 札幌市西区八軒1条西2丁目6―22―1
電話011・612・6555、FAX011・612・6595

※記事の詳細は週刊水産新聞紙面をご覧ください。

(2005年10月10日付)

Copyright © Suisan Shinbun All Rights Reserved.
週刊水産新聞に掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。
個人情報の取り扱いに関するお知らせ。