稚内・日新食品が「かしわたら」を15年ぶりに復刻

稚内市の珍味メーカー、日新食品(株)(池田實社長)は、コマイ、スケソ、秋サケなどを原料に丸干し、開き、スライスなど10数種類の乾珍味を手掛ける。今年は取引先からの要望を受け、代表製品だったスケソの「かしわタラ」を15年ぶりに復刻=写真=、4月から製造、販売している。
「かしわタラ」は、スケソを3枚に卸し、骨を取り除き、乾燥。焙焼機で焼き、ローラをかけた製品。味付けは塩、砂糖がベースで、表面に南蛮をふりかけ、甘めに仕上げている。同社の製品では最も古く、商品名の「かしわ」は「見た目が鳥肉に似ているイメージから付けたのでは」と池田社長。
25年に渡り代表する製品として本州向けに出荷していたが売れ行きが落ち、「かんかい」や「開きぴん助」など引き合いの強い他製品に生産をシフト。15年前から生産を止めていた。
時代や消費者嗜好の変化から再び光が当たることもある。「商談の中で商品提案したところ、売ってみようという話になった」と池田社長。卸売業者にバラで出荷、100グラムや200グラム前後で袋詰めされ、スーパーや土産品店などで販売されており、池田社長は「売れ行きがよければ、さらに拡販していきたい」と期待している。
問い合わせ先
日新食品(株) 稚内市末広2丁目8―24
電話0162・23・2485、FAX0162・23・2489
(2005年08月29日付)




