函館・たつみ屋、チューブ入りの塩辛、シシャモ卵

(有)たつみ屋(本社・函館、大住光雄社長)が開発した搾り出し容器(チューブ)入りの塩辛やシシャモの卵。はしやスプーンを使うことなく、必要量を手軽に搾り出すことができて衛生的など消費者ニーズにマッチ。流通業界にも受け、道内大手スーパーで販売されている。
容器は、子供が魚卵などをスプーンですくって食卓にこぼすのを見て「子供でも扱いやすいように」と考えたのが開発のきっかけ。ただ容器に入れてただけでは、搾り出すと、魚卵が崩れるなどの課題があり、容器の形状、具の流動性など完成まで2年余り試行錯誤を繰り返した。
シシャモの卵は増粘剤(キサンタンガム)を配合し、ねばりを加えることで流動性を確保。魚卵の粒が崩れず、きれいに搾り出せる。
原料はアイルランド産。味付けは塩、エビ風味、わさび漬の3種類。220グラム入り。手巻きすしやサラダ、スパゲティなどの具に合う。
また、塩辛はイカが出やすくなるように、容器の形状、搾り出し口の大きさ、イカの裁断片の太さなどを工夫。搾り出し口径約15ミリに対し、イカの裁断片は約33%、長さ約5センチ、幅約5ミリ。原料は国産のマイカ。甘口と豆板醤を加えたジャン辛の2種類。200グラム入り。
製造は地元の大手水産食品工場に委託。スーパーでの販売開始で、塩辛2種類、シシャモの卵3種類合わせて月間20万本を生産する予定。
他の水産加工品での商品化も構想しているが、大住社長は「まずは現在の商品を安定流通、定番化させたい」と話している。
問い合わせ先
(有)たつみ屋 函館市東山町179―38
電話0138・53・3788、FAX0138・31・0688
(2005年02月14日付)

